ルミリッカ

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北方の雪の国、ウェンデール在住の少女。

魔法学園の中等部に通う学生で、先天性の冷気を操る力を用いた氷雪の魔術を得意としている。

雪女のような白く儚げな見かけに反し、明るく朗らかでノリのいい性格。自ら雪女を自称して大げさな冗談を言ってきたりドヤ顔で見栄を張ったり、とにかく賑やかな子である。

前述のとおり生まれたときから冷気を操る、というより体から冷気が溢れ出しており、幼い頃は周囲を無差別に凍らせてしまいそれはそれは大変だったらしい。

学園に入学してからはその力のコントロールについて専攻し、「魔術」として使いこなせるまでに落ち着いた。雪や氷を風に乗せて吹雪を巻き起こすようなオーソドックスな魔術のほか、氷の壁で身を守ったり固めた雪に魔力を注いで雪うさぎ型の「スノーゴーレム」を作り出し遠隔操作するなどの応用も可能。

手に持っているカンテラには魔石が納められており、魔術師の杖同様に力の抑制・増幅をより行いやすくする効果がある。（カンテラ型なのは取り回しやすさと本人の好み）

これがなければただちに力が暴走する……というわけではないが、持っていない状態で感情が高ぶるなどすると制御不能に陥る可能性はある。