プロフィール | ||
本名 | エルシー | |
性別 | 女性 | |
種族 | 妖精(水精アクエルシー) | |
年齢 | 14歳(外見年齢は約10歳) | |
身長 | 70.2cm | |
体重 | 4.6kg | |
職業 | 薬士見習い | |
好物 | 昆布茶と羊羹 | |
呼称 | 一人称:私/二人称:あなた、(役職)さん・様 |
ヤオラギの国の片隅、水精の里に暮らす水の妖精「アクエルシー」の一人。
本来個々に名前を持つことはないアクエルシーだが、彼女は特別人と接する機会が多かったため、いつしか愛称として「エルシー」と呼ばれるようになりそれが定着した。
性格は優しく健気ながんばりや。ノリがいいためやや羽目を外しがちな一面もある。
お師匠様と呼び慕う老アクエルシーのもとで薬士見習いとして勉強中で、普段は師匠の薬をヤオラギの町やハタミ村へ届けている。まだまだ未熟なためドジや失敗をやらかすことも多いが、笑ったり泣いたり表情豊かで一生懸命な姿は見る者の心を癒してくれると評判。
温厚で自ら力を振るうことは少ないが、アクエルシーの基本能力として水を意のままに操ることができる。
その気になれば空気中の水分を束ね鉄板も貫く勢いで放ったり、対象から水分を抜き取ってしまうことも可能。だがもっぱらその能力は、師匠の液薬と合わせて治癒に用いられる。
ちなみに彼女自身も薬を作ることはできるのだが、思わぬ副作用が起こる場合があり実用には向かない。
ヤオラギでの暮らしの一方、老いて飛べない師匠に代わって妖精族長イスタニアの側近である「四精」の一員も務めている。頼りになるリーダーであり、母親のように接してくれる族長にはついつい甘えがち。
他三精がその奔放さゆえイスタニアの悩みの種となっている中で、唯一純粋に彼女を慕って側に寄り添っているため、貴重な癒し枠として可愛がられている。……もっとも、そんなエルシーも前述通り未熟でよく失敗するので結局負担になることはあるのだが。